6月11日 木曜日
雨 時々大雨
18時半開場 19時開会
都 あけぼの
第2回 メーカーズディナー
「夏の京野菜と丹波ワイン」
今日は、お客様の目線でリポートです。
春日店ソムリエ・川上氏の進行で、
丹波ワイン株式会社から女性醸造家内貴さんをお招きして
ワインつくりのきっかけや ワインへの想い
そして丹波ワインの特徴や味わいのポイント
などなどのお話を聞きながら、
都 あけぼの のお料理とマリアージュという
とーーーーーーっても 贅沢な会なのです。
「これ、のんでみたい!」
商品説明だけで気に入った「てぐみ」 デラウェア
国産ワイン100%で、酸化防止剤をいっさい使わず、
無濾過で樽から手汲み生詰めのスパークリング。
酵母の香り、泡立ちで のどごしすっきり。
この時期、ぜひおすすめしたいワインです。
同じ「てぐみ」 ですが、
こちらはマスカットべりーA。
デラウェアの白に比べると
若干 甘味が感じられ
愛らしいラベルや 淡い色合いが
女性受けするポイントなのですね。
どちらも、ゴクゴク飲めちゃいます。
スパークリングワインで乾杯
のあとは、前菜。
「夏の京野菜」 の煮浸し。
鱧のてまり寿司。
帝釈シャモのコンフィに
わさび菜のソース。
シャルドネ シュールリー
柑橘系の香り。
飲み口はすっきりと澄んだ味わい。
播磨産のシャルドネ種だそうです。
合わせたのは、ヴィシソワーズ。
冷たい 伏見とうがらしのスープ。
スイカの泡をのせて・・・
飲んでみると 意外にまろやか。
あとから とうがらしの辛味が追っかけてくる感じ。
ランタナを紫陽花にみたてたり、氷や青葉で
初夏の演出を楽しませてくれました。
九条ネギと、鴨のリガトーニ。
ネギといえば、鴨。ですね。
柚子胡椒の風味で、
イタリアンのリガトーニが
見事な和食に。
果実感のある白ワインによく合います。
播磨産 シュールリー (写真:左)
丹波鳥居野ソーヴィニヨンブラン(写真:右)
テーブルに回ってこられた内貴さんに
みんなで質問攻め。
農家さんの苦労話や、丹波の気候 ぶどうの病気など
ワインの元となるブドウ作りからお話ししてくださいました。
丹波は、昼と夜の気温差が大きく、
糖度の上がる果実作りに適していること。
でも 開花、結実する時期に遅霜にやられたり、
病気になって、収穫できない年もあったそうです。
なにより、日本の食文化を大切にし
日本の食事に合うワインを作ってこられた想い
ワイン以外に、お漬物も年によって味がちがうとか、
醸造の奥深さを 直接うかがうことができました。
さて、ワインもほどよくすすみ、
テーブルもすっかり打ち解けてきたころ
サーブされた魚料理で、
さらに盛り上がりました。
マナガツオと京野菜のグリル
賀茂ナスのソテー、万願寺とうがらし。
京都の細工物のようにかわいらしいトマトに
ブールブランソースを詰めたり
賀茂ナスの皮を、海苔のように素揚げしたり。
手間を惜しまない職人のような作り込み。
お魚が美味しくて、白ワイン飲みすぎてしまいました。(反省・・・w)
国内で、ただ一軒だけ栽培されてるという
グルジア原産のサぺラヴィ。
もともと生食用のブドウを作っていた農家さんだそうです。
ロシア料理のお店などにおいてあるそうですが、
このあたりでは、まずお目にかかれません。
渋みの少ない、軽快な赤のスパークリングでした。
定番のフォアグラ味噌にあわせながらいただく赤ワイン。
播磨産 メルロー
メイン ヒレステーキ。シャンピニオンソース
丹波鳥居野カベルネメルロー2012は
ブドウの出来もよく、とてもおいしい・・・
お腹いっぱいと言いながら
濃厚なソースに絡んだヒレ肉がおいしくて
少々酔ってきた・・・痛恨のミス...
あ、赤ワインの写真撮り忘れました。(汗)
...なので
ホームページから画像を拝借。
金文字と 亀甲にブドウの文様で
格調ある帯のように美しいラベルです。
デザート
柚子シャーベットと
はちみつレモンのジュレ。
さっぱりとした柑橘シャーベットで
少々重くなった口をうるおしてくれました。
キッチンスタッフの皆様
丹波ワイン株式会社 内貴様、
春日店川上氏、 知花氏 ありがとうございました。
「夏の京野菜と丹波ワイン」 ごちそうさまでした。
このあたりでは、あまり見かけない丹波ワインですが、
丹波では道の駅においてあるくらい
リーズナブルなワインだそうです。
このほかにもたくさんの種類をもつ丹波ワイン
http://www.tambawine.co.jp/
ワイナリー見学などもできるそうですし、
日帰りのドライブもいいですね。
(飲まない運転手さんと行きましょうね!)
以上で報告を終わります。
リポート しらき