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みさきの モンブラン物語

1みさき モンブラン-thumb-244x325-4510

~ 秋のモンブラン~ 

 ① ふわふわシフォンケーキに
   サツマイモのあん。

   デコボコしないよう
   均一に塗りま~す。

   ぬり ぬり ♪  ぬり ぬり♪

 

 

 

2DSC_1142みさきモンブラン-thumb-200x266-4512

 ② ラムをきかせたクレームシャンティを
   ひとすじずつ重ねます。
  

 

 

   大きな絞り袋でしょ。

 

 

 

みさきモンブラン3 栗だよ

 

 

③ 「栗 はいりま~す!」

   くだいた栗を散らします。
 

  
   みんなに栗が当たるように、
   まんべんなく、散らします。

 

 

DSC_1145みさきモンブラン4

 
 ④ 栗がかくれるくらい

   ふたたびクリームを重ねます。

   切り口をキレイにみせるために
   ていねいに 
   均等に塗っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC_1146 みさきモンブラン5

 ⑤ 仕上げにマロンクリーム

   おんなじ力加減で絞らなくては
   キレイな筋模様にならないのです。

  ←ココに注目!

 

 

 

 

 

 

みさきモンブラン6 完成!

  ⑥ でっきあがりぃ~~♪♪♪
    今回の企画の間  毎日作ってます。

    数量限定のため、ご予約時に 一言
    添えていただくと
    お取り置きしておきま~す!!

 

 

 

 

 

お客様にお届けする のは こんなカタチ。

 

キャラメルソースで仕上げて

  ~ 秋のモンブラン ~

秋の遊歩道 完成-thumb-250x187-4454

  リンゴやブドウのコンポート。
  栗のイガにみたてたカダイフ、
  赤ワインゼリーやアーモンド
  マスカルポーネクリームなど
  食感の違うものを組み合わせて。

  秋のおいしいスイーツ完成です。

 

 

 ちなみに・ ・ ・ ・ ・

 モンブランとは、 モン=「山」  ブラン=「白い」 

 フランスとイタリアの国境にある山脈。

 モンブランの原型は
 アルプス山脈の最高峰を模したケーキ。

 栗をつかうことで、ゴツゴツとした岩肌と
 仕上げの粉糖は万年雪を表しているそうです。

 モンブランの山のように、マロンクリームを盛ったケーキ。
 形ではなく、栗を使ったケーキ。
 カボチャ、さつまいもクリームなどで山盛りに作ったケーキ。
 
 日本には、いろんなモンブランがあるようですが、 
 
 ふわふわクリームたっぷりの、あけぼの風モンブランも

 お気に入りになると思います!! 

 

しらき

知っておくん「なす」

IMG_20150808_005538751-thumb-210x157-4282今日は俳句を学びましょう!

 

扇から扇にとるや 初茄子

             小林一茶

 

 

って、どういう意味なんでしょうか?

今でこそ茄子は年間通じてスーパーで見かけます。

ハウス栽培や、栽培技術、品種改良などもあって
年間、安定した価格で手に入る
たいして珍しくもない 野菜の一つです。
(そんなこと言うと茄子に失礼ですが・・・)

 

が、 しかぁーし、むかぁーしむかし、の江戸時代
初茄子は 殿さまに献上されるほど珍しく貴重なものでした。
記録によると、四月には、駿河から将軍家に献上されたそうです。

初物を食べると寿命がのびると珍重され
女房を質にいれても・・・と言われた初鰹同様に
初茄子も とっても高価なものだったそうです。

一富士 二鷹 三なすび
これ 聞いたことある人?

 


富士は「無事」  日本一「高い」
鷹は 強くて速い。そもそも名前が「たか」
なすは 物事を「成す」に通じ、
特に初茄子は値段が「高い」

で、高いものから初夢に見ると縁起が良いものベスト3!
というわけでしょうか。

ちなみに、続きがあって、四扇、五煙草、六座頭・・・

扇は富士山同様に「末広がり」
煙草は煙が上にあがるから「上昇」
座頭は坊主で毛が無い  「ケガ無い」

言葉遊びのようですが、
それぞれの理由があるのですね。

 

 

さて、それほど高価な初茄子ですが、
できるだけ早く初茄子を収穫するためには
茄子の苗を早く植えること。
2月、3月とも記録にあるようですが、
春先の遅霜に当たると枯れてしまうため、

早く植えて しかも 霜にまけないように
促成栽培のさまざまな工夫がなされたそうです。

煮ても、焼いても揚げても、漬けても、おいしい茄子は
秋茄子は嫁に食わすな ってことわざにもあるように
これからの季節 さらにおいしくなります。

 揚げナス

ランチタイムの前菜や、シーフードの付け合せにも
つかわれている秋ナス。

茄子紺といわれる 美しい紫紺色には
ナスニンというポリフェノールの一種が含まれています。
揚げ茄子にすることで、美しい茄子の色をキープ。

 

 

 

あ、つい食べものの話になってしまいましたね。

 つまり、この句ですが、
初茄子を扇でとる・・・という一茶は
もったいないくて、素手では持てない。
だから うやうやしく、扇に乗せて いただく。

もしくは、縁起の良い初茄子を
縁起の
よい扇にのせることで 
さらに縁起をかついだ句 ともいわれています。

はい。本日のお勉強はここまで!
みなさん、よく復習しておいてくださいね。

しらき

魚にも こだわりを!

昨年 テニスの全米オープン男子シングルス準優勝した錦織圭さんが
帰国会見で 「ノドグロ食べたい」と発言したことがきっかけで、
今年は某カード会社のCMにもなった 「ノドグロ」 

通称「ノドグロ」は、アカムツ。
喉の奥が黒いから ノドグロ。 
ムツは ムッチリとした身 からついた名前だけあって
、近頃ではグルメ番組などでも取り上げられる
高級魚として知られています

 

 

旬の溶岩懐石コース シーフード
~ノドグロのグリル~

20150903_160310 ノドグロのグリル 朴葉包
 素材の持ち味をいかしたグリル。
 皮目はパリッと。
 身はふっくらとやわらかく、焼き上げました。

 ノドグロの塩焼きを 大根おろしと酢橘で…
 という黄金トリオの 形を変えて

 大根のフリットに、酢橘のあんで。
 ドライトマトは、彩りと味のアクセントにどうぞ。

 芳香と殺菌作用のある朴葉に包んで
 お持ちしますから、
 ワクワクしながら開けてくださいね。

 

(情熱イタリアン 森岡スタイル )

 

 

 

~サンマのお茶漬け~

サンマのお茶漬け 〆のお食事にさっぱりとお茶漬け。

 「青魚特有の臭味がなくて、とても美味しい!」
 と、お客様から 高い評価をいただいてるのは
 これから旬を迎える サンマ。
 鮮度の良いものを 一尾ずつ腹骨をとり、
 生姜で臭味を消したのち ゆっくりと火を入れました。

 上品な味わいのサンマと
 消化を助ける大根おろしに 梅酢を加え
 十六穀米の焼きおにぎりと三つ葉、川海苔。
 シンプルに、けれどもしっかりと
 季節の味わいを感じられる 
 お茶漬けです。

(和の匠 亀山スペシャル)

 

 


そして、 秋の八寸より

~アジの手まり寿司~
DSC_1015 アジの手毬寿司

 アジやイワシを 味噌や薬味と一緒にたたいた
 漁師の料理 なめろうは、
 お皿までなめるほど美味しいから
 名づけられたそうです。
 アジのなめろうをイメージした
 食べやすく、コロンとした形も可愛いらしい
 アジの手まり寿司。

 

(料理は愛情 大橋チーフ)

 

 

都 と いえば 美味しいお肉
だけじゃない、 こだわりの魚料理

穣舌の秋
舌で味わい 会話の弾む楽しい食事を !

しらき

雨の夜、タクシーでご来店のお客様。

一通りオーダーを伺ってから
何気なく ご来店の理由をお尋ねしたら


「福山に来て どこかでごはんでも。
と思ったんだけど、歩いてたら足が痛くなってきて
雨も降るし タクシーに乗ったの。
運転手さんに、どこかいいとこありますか?
って聞いたら、ここに連れてこられたの。」


「街からどんどん外れていくから、
なんだか不安になっちゃって・・・ねぇ。」

 

「そう。 どこに連れてかれるんだろうって・・・
とても怖かったんだけどね。
ま、二人ともこんなおばあちゃんだから、
まさか 売られることはないと思ってね。」

そう笑いながら答えてくださいました。


たしかに、知らない町で、
知らないお店に行くのは
勇気のいることです。

 

「しかも、タクシーの運転手さん、
来る道中、予約してないから 断られるかも って
そう言いながら 連れてきたのよ。

入れなかったら どうするつもりだったのかしら?(笑)」

 

この奇跡のような出会いに感謝しつつ
お料理の合間に少しずつお話を伺うと

 

お二人は高校の同級生で50年来の大親友。
ひとりは東京  もう一人は広島にお住まい

 

時々 上京の用事のついでに会うことはあるけど
たまには 二人でゆっくり旅行でも・・・

ということで、はるばる東京からやって来てくださいました。

 

今日は尾道を歩き、千光寺へお参り。
明日は鞆の浦へ行ってみたいということです。

 

お料理を運びながら お話するうちに
せっかくなので、福山にいらした記念に
何か心に残ることを・・・と、
思い立ちまして・・・

 

サプライズチーム 発動!
ミッション、welcomeふくやま!×2
ターゲット、ミントの部屋のお客様
 ロック・オンッ!

 

とは言いませんでしたが・・・

こんなん できました!!

 

バラの街、福山のバラ
鞆の浦の常夜燈

鞆の浦 常夜灯高さ5メートルを超す大きな石灯籠は、
鞆の浦のシンボル。

1859年に建てられ、
海中の亀腹型石積まで含めると
10メートルを超える大きさです。
港の常夜燈としては日本一。
瀬戸内の誇れる景観です。

 

 

 

そして、もう一枚は

幕末のヒーロー 坂本龍馬 と バラ

received_450379278483790 竜馬鞆の浦ゆかりのヒーロー 龍馬。

常夜燈手前にある いろは丸展示館には、
坂本龍馬率いる海援隊が伊予大洲藩から借用し
鞆沖で沈んだいろは丸の足跡を証する資料館。
引き揚げ品や、沈没状況のジオラマ、
調査風景の
写真展示、龍馬のかくれ部屋などが
再現されているそうです。 
(福山市鞆の浦観光のHPより)

 

すっごーーーっぃい!!
予想以上の出来栄えっ!!!

 

どんな表情をされるだろう・・・と

なぜか お客様より
ワク ♡ ワク ♡ ドキ ♡ ドキ ♡

 

もちろん、お二人とも 大 感 激!!で

時間があったら、ぜひ仙酔島へも渡りたいし
明日が楽しみでたまらない と、
笑顔でホテルに帰っていかれました。


お二人の笑顔、最高の褒め言葉です。

機会がありましたら、また ぜひ福山へ!

 

そして お名前も存じ上げなくて申し訳ございませんが、
ご紹介くださった タクシーの運転手様へ

福山で美味しいところ、って聞いて
すぐに当店をご紹介くださり
出会いの場をいただきましたこと
大変うれしく思います。

本当にありがとうございました。

 

しらき

ランチトークは饒舌に!

   ~穣舌の秋~
実り豊かな 秋の食材をふんだんにつかい
豊穣への感謝と、美味しさを舌で味わい、
会話の弾む楽しい食事をイメージしました。

 

ランチタイム おまかせコースは
先付から。
さっぱりとした 養老豆腐

DSC_1000 先付け
山芋を使った料理につけられる「養老」は
滋養強壮によく、長生きできる意から

夏の疲れに、滋養たっぷりの山芋を使った豆腐仕立て。

いくらと岩のりをのせたあんは、
磯で遊んだ夏の日を
思い出させてくれるかもしれません。

 

 

 

 

 

前菜
サンマのテリーヌ 秋風 ~

DSC_1004前菜アップ-thumb-220x165-4446切り口の赤が印象的なテリーヌは
秋の魚・サンマとマッシュポテト。


なすやサトイモ、
さつまいも
きのこや木の実、
それに銀杏

 

和風フォン・ド・ボーソースで作った散歩道に
おいしい秋を散らしました。

わさびや山椒七味で 味に変化をつけながらどうぞ。

サンマは塩焼きが一番!って方には目からウロコの逸品です。

ちなみに、さんまのウロコは漁獲の際に
網やほかのサンマとぶつかってとれちゃうので、
店頭に並ぶ頃にはウロコはほとんど残ってないんですって。

 

 

 

スープ
秋を集めたコラーゲンスープフラン

DSC_1008 コラーゲンスープ涼しくなると 恋しくなる 温かいスープ。
5種類のきのことコラーゲンスープを
根菜がゴロゴロ入ったフランにのせました。

胡椒や柚子の香りがアクセントになり
一口ごとに、沁みる美味しさです。

そうそう、コラーゲンスープを飲んだからって
すぐにお肌がプルプルになるわけではありません。
即効性はありませんが、
毎日の食事で 良質のたんぱく質をとることで
お肌を健やかに保つことができるのです。
良質のものを 毎日すこしずつ。


今日もしっかり召し上がれ!

 

 

 

魚料理

~ 秋鮭のしっとりさせたコンフィ  柿のソース 

20150903_153610鮭のコンフィ アップ

 さわやかな秋晴れに
 たわわに実った柿の実を表現しました。
 コンフィは コンフィチュールの略。
 あらかじめ下味をつけ、
 丁寧に火入れをした鮭は
 しっとりとした食感に。

大根やスペルト麦などとの
食感の違いも楽しんで。

 


甘味のある柿のソースが
鮭の塩味と、マスタードの酸味や辛味を
まろやかにまとめてくれます。

 

 

 

~メインディッシュ ヒレステーキ 

received_865046416909489 ランチ ステーキ-thumb-220x165-3918-thumb-150x112-3919-thumb-150x112-3931-thumb-150x112-3934

ジュウジュウ 音まで美味しい
ヒレステーキ。

炊きたて新米と、お味噌汁で

 

お肉のグラムアップは
お気軽にお申し付けくださいね!

 

 

 

~デザート 秋の遊歩道 

秋の遊歩道 完成


シフォンケーキにさつまいも白あん、
クリームシャンティを重ね、ふんわりと
モンブランクリームをのせました。

ほろ苦いキャラメルソースがモンブランの
甘い香りをひきたてます。


赤ワインゼリーやカダイフで食感に変化をつけ
ぶどうやリンゴのコンポート、栗の甘露煮。
秋の味覚をたっぷりと。

 

セピアカラーの甘く、ちょっぴりせつない思い出
秋の夕暮。
遊歩道に 落ち葉拾い。
あなたはどんな秋を思い出しますか?

おなかいっぱい! と言いながら、
すんなりベツバラにはいっちゃいます。
特にスイーツ党の方は
テンションと血糖値の急上昇にお気を付け下さいね。

 

デザートは数量限定ですから、
ご予約時に一言添えていただくことをおすすめいたします。

 

あ 饒舌ランチで おしゃべりしてたらこんな時間 !

 

ディナーコースは また日を改めて紹介しますね。
お楽しみに!

しらき

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