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バラはバラでも・・・

「ごちそうさま!
もう、おなかいっぱいよ」

食事を済まされたお客様によく言われますが
デザートをお持ちしたとき、
「本当におなかいっぱいで 食べられない」
 ・・・って方には なかなか出会えません。

「女子はね、特別なバラを持ってるのよ。」

「それはね、ベツバラ!」

 なんだそうです。

 

・・・・なるほど・・・

 

特に ランチタイムの 季節のデザートは
数量限定ということもあって
予約時にお取り置き指定をいただくほどの人気ぶり。

今回の企画は

桜といちごのパンナコッタ 

2016_3_a_dessert_624


桜といちご。

春の代名詞のような
ふたつを合わせて デザートに。

桜の香りのパンナコッタと粒あん。
白玉に抹茶ソース。
桜のジュレに あまおうのアイス。
さくさくのラスクや、クランチなど
お雛様の十二単のように、
少しずつ色味や食感のちがいを
幾層にも重ねて
和と洋を一度に味わっていただけます。

 

 

フレッシュないちごソースで
春ならではの デザートに仕上がりました。

 

数量限定のため、ご予約時に一言添えていただければ
お取り置きしておきますね。

 

 

泣いてないよ。

春は、新しいことが始まる季節。

でも、その前に卒業、離退職など
お別れの季節でもあります。

仲の良かったお友達と
お世話になった先生方と
お別れする寂しさと
新しい一歩への不安で
泣かないと決めても、涙が・・・

 

というわけで、
本日のお題は「泣く」

 

泣く、鳴く、啼く 
動物や鳥だけではありません。

実は お魚も鳴くのです。

といっても、浮き袋を動かしたり
エラや歯を使って 音を出す…
そうです。

釣り上げた時、ブツブツ文句言ってるみたいな「グチ」

カチカチと音を出して求愛する「クマノミ」

豚のような鳴き声から、フグは「河豚」

そして、「ホーボー」と鳴く「ホウボウ」

春の企画のシーフードでは

この、ホウボウを使いました。

 

 ~鮮魚のフィルム蒸し~

2016_3_a_poisson_624
白身のホウボウ、
ホタルイカ、
桜えびを

季節の野菜を
耐熱フィルムで包みました。

熱々を楽しんでいただくため
溶岩石にのせてお席へ。

 

 

素材の旨味をギュッと閉じ込め
開けると 香りが立ち上がります。

お好みで、ガーリックの効いた
マッシュポテトを加えていただいて
濃厚な味わいへの変化も楽しんでいただけます。

ホウボウは 上品な白身で、
殿様の食べる魚「君の魚」

と呼ばれていたほどです。

お別れや、旅立ちを祝うお席で

お客様の心に残る一品になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スープに旬野菜

年中あるけれど、その年の初めて出荷されると

「新」とつくもの。

新米、新茶、新酒、
新キャベツ、新じゃが

そして新たまねぎ。

カレーに肉じゃが、焼き肉、
サラダ…と 年中みかける家庭の常備菜。

 

 

年中収穫できるのではなく、
産地を変えたり
春植え、秋植えで収穫時期を
ずらしているそうです。

 

秋植えたまねぎを収穫する

これからが玉ねぎの旬なのです。
新玉ねぎは辛味が弱く、水分が多いため
柔らかく生食でもおいしいですね。

切る時涙が出るのは、辛みと匂いの素
「硫化アリル」という成分。
ビタミンB1の吸収を助け、新陳代謝を活発にします。
コレステロールの代謝を促し、
血液サラサラ効果で 高血圧、
動脈硬化の予防にいいと言われています。

硫化アリルは、加熱や長時間水にさらすと消えてしまうので
サラサラ効果を望むなら、生食できる新玉ねぎがおすすめです。

でも、生じゃ たくさん食べられないので

今企画は コースのスープにたっぷりと使いました。

 

 新玉ねぎまるごとスープ
自家製コンビーフとハーブの香り

 

2016_3_a_soup_624
ブイヨンで柔らかく煮込んだり、
芳ばしく飴色になるまで炒めたり

いろんな玉ねぎの食感と
ふんわりフランの優しい口当たり。

 

 

自家製コンビーフで食べ応えのあるスープに仕立てました。

三つ葉とバジルのソース、
ハーブとペッパーの香りをのせて熱いうちにどうぞ。

 

 

百花心躍

少しずつ日足が伸びて、日中はコートを脱いで過ごせるようになりました。

明日は啓蟄。虫たちも冬籠りから出てきて 花咲く季節はもうすぐですね。
卒業、進学、就職などで新しい生活が始まる方にとっても、たくさんの
笑顔の花がさきますように。

そんな思いを込めて

今回の企画は「百花心躍」

咲き誇る百の花に心躍るイメージです

 

 

お昼のコース 前菜 三種盛り合わせ

 

2016_3_a_entree_624鰹の手まり寿司

生姜とオリーブオイルでマリネした鰹。
赤ワインを加えた紅色のシャリで華やかに。

アスパラのムース

若草色のムースに、ベーコンの香りをつけた
泡ソースで。
ふんわりと軽い仕上がりです。

 

サーモンの春野菜巻き

艶やかな朱色に包まれた色とりどりの野菜巻き。
桜のチップでスモークしたサーモンで
うるいやうど、春のお野菜をたっぷりつつみました。
山菜の苦みには冬の間にたまったものを出す
解毒の力があるそうです。

山葵を効かせた春菊のソースとごいっしょに。

 

 

 

夜のコースの前菜は 春の躍動

お皿をキャンバスに 一面に「春」を描きました。

2016_3_ad_entree_624 桜の咲く頃産卵を迎え
脂がのって美味しくなる鯛を
この時期「桜鯛」と呼ぶそうです。

「おめでたい」に通じる、
祝宴に欠かせないお魚です。
この鯛を桜の香りでマリネし、
手まり寿司に仕立てました。

 

クリームチーズ豆腐やマッシュポテトをベースに、
たらの芽、こごみ、つぼみ菜、うすい豆やいんげんなど
山菜や春野菜を盛りこみました。

彩りを添える紅芯大根のドレッシング、
春キャベツのピュレ、芹のソースなど
お好みで合わせてどうぞ。

出会いの季節に
お歓びや お祝いごとのお席に

心躍るお料理で お手伝いいたします。

 

しらき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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