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昼間は重いコートが邪魔になるほど暖かくなりました。
そろそろ桜の開花便りが楽しみなこの頃です。
冬の間、滞った新陳代謝を活発にし、
体をめざめさせてくれる食べ物で、
体の中から春を迎える準備をしませんか。
ということで、今日は春の企画料理
「歓びコース」から
お魚料理のご紹介です。
熱した溶岩プレートにのせて提供するのは、
「金目鯛と旬野菜のうまだし仕立て」
フィルムを開くと、湯気とともに立ち上るお出汁の香り。
鮮やかな金目鯛は昆布〆で丁寧に下ごしらえ。
お魚を引き立てるのは、旬の山野菜です。
春を告げる山菜の多くは、苦みやえぐみがありますが、
それは、若く柔らかい芽が伸びてくのに外敵から守るためだそうです。
植物の生長点ですから栄養がギュッと詰まっています。
日本には、古来からいろんな知恵で灰汁を抜き、
食してきた文化があり、いろんな調理法で「苦み」をおいしいと感じる
高度な味覚を育んできました。
うるいは、オオバギボウシの若い芽。
ネギのようなぬめりが特徴です。
そして、ほろ苦さと香りが食欲を増進させ、
消化をたすけるふきのとう。
やわらかな黄ニラや、
歯ざわりのよいたけのこ。
食感楽しい白キクラゲと、ソラマメ。
お野菜の苦みやうまみと、お魚のうまみ。
和風出汁と貝出汁のうまみ。
特殊な耐熱フィルムで包んで調理しておりますので
食材の香りや栄養を、まるごとギュッと閉じ込めて、
お客様のお席へ お届けいたします。
お出汁の相乗効果に、あんかけ風のとろみをつけた
まさに「うまだし仕立て」
花びらを散らしたお皿に、おひとつずつお取りいただいて
見ためから 「春」を愛でる一品。
「お昼の歓びコース」
「夜の歓びコース」
ご都合のよいほうで、お楽しみくださいませ。
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