これから暑さで体力を奪われそうな季節・・・
いつもより、食べるものに少し気を遣ってみませんか。
暑い季節に冷たいもの!
つい、のど越しのよいものを摂りがちです。
でもね、それはクーラーのない昔のお話。
エアコン普及率9割超の現代で冷たいものばかりでは、
体が冷えすぎて血行が悪くなったり
内臓の働きが弱ったり・・・・
結果、なんだか食欲が落ちて夏バテ気味~(+_+)
ということに なりかねません。
そ こ で
お昼のコース 前菜
手前は
パプリカのムースと夏野菜。
カンパチの手まり寿司。
奥の蓋付の器が
今回おすすめの 温かい椀物。
ハモの真丈と夏野菜
生命力の強さから、特に京都の夏に
欠かせない ハモをすり身にし、
一口サイズの真丈に。
ハモと相性の良い梅は彩りだけでなく
クエン酸の働きで、カルシウムや
マグネシウムの吸収を助けてくれます。
そして、「ファイトォーー!!」
「いっぱーーーーぁつっ!!」
で有名な タウリンがたっぷりの海老。
冬瓜は冬の瓜 と書きますが、旬は7~9月。
95%が水分で、一見栄養なんてなさそうに見えますが
体を冷やす効果や、利尿作用のあるカリウムを多く含み
古くから夏場に親しまれてきたお野菜です。
ユリ科のホンカンゾウの花のつぼみである金針菜。
疲れた胃腸を整えるはたらきや、イライラ、不眠の緩和
夏バテ解消に、古来から漢方薬としても使われてきました。
さらに、胃腸の粘膜を守るビタミンUを含むキャベツ。
お魚の出汁で、うまみのあるスープ仕立て。
お野菜の栄養たっぷりと
温かいうちにスープごとどうぞ!
一度食べたくらいで
すぐに効果は期待できないかもしれません。
でも、
この夏、ご来店くださるお客様が
おいしく、元気に!
という気持ちをこめて ご用意しております。
しらき
全国3万人のあけぼのファンの皆様 こんにちは!
(…と、一度言ってみたいものです・・・)
梅雨入りしたのに、日中は夏日のカンカン照り。
ちょっと、お肉でも食べてスタミナつけなくちゃ!!
と 思ってらっしゃるあなた!
せっかく お肉をいただくなら、
あけぼの店で 溶岩石を使って焼いていただく
「極厚ヒレステーキ溶岩焼きセット」
は、いかがでしょうか。
今まで 何度も説明してきたので、
こちらのブログを訪問してくださる方は
よ~くご存知だと思いますが
あけぼの店の魅力の一つですから
今日は 改めてご紹介いたします。
まず、こちらのお肉
ご覧ください。
この厚み。
な、なんと4.5センチ!!
極厚です!
この厚みになると、表面はこんがり焼けても
中まで均一に火を通すのは かなり難しいです。
なぜなら
お肉は、筋繊維がコラーゲンの膜で束ねられた構造で
コラーゲンは65度を超えると縮んでしまい
筋繊維を締め付けるため、肉汁が絞り出されてしまいます。
結果・・・お肉が硬い・・・(≫_≪)
家庭のフライパンで焼くと、
中まで一定の温度に達するころには
表面が焦げ付いてしまうし
おいしそうな焼き加減でも
中は生焼け・・・ということに。
せっかくのお肉ですから
美味しく焼き上げていただきたい!!
そ こ で ! !
今一度、溶岩石プレートの威力を説明いたします。
溶岩石プレートは 遠赤外線という力でお肉を焼きます。
遠赤外線というのは、目には見えませんが
食材の分子を振動させて摩擦熱を生じさせる
(電子レンジは電磁波で水分子を生じさせます。)ので、
表面と同時に中心部にまで火が入ります。
直接 炎に当たらないので、焦げ付く心配もありません。
おまけに、富士山の溶岩石はミネラルも豊富。
お客様は 溶岩プレートに置いたら
片面3分。
裏返して3分。
置いたら待つ。
それだけです。
だ か ら
誰が焼いても、表面はこんがり、中はふっくら!!
つけあわせの玉ねぎも、溶岩石プレートにのせておいてください。
BBQなどで、パッサパサの紙きれみたいになった玉ねぎは
強い火力で 水分が飛びすぎたため。
溶岩石で焼けば、ジューシイで甘い玉ねぎに。
焼いてる間に キッチンで
マッシュポテトとガーリックチップをご用意。
仕上げに レモンバターをのせたら
ほら ね!!!
美味しいミディアムレアの焼き加減。
一口 噛むと お口の中にあふれる肉汁。
ジュワ~~っと、うまみが広がります。
お好みの大きさにカットして 召し上がれ!
「これ、ものすごぉく おいしいですっ!」
「これなら、150、いやぁ200gいけますね!」
「ふだんお肉を食べない義母が、おいしいっと、たいらげました。」
「焼き肉とは全然ちがう、 お肉食べた!という満足感が違いますね」
などなど、うれしい ご感想が寄せられています。
次は、あなたからの 感想をきかせてくださいね!
しらき
ついこの間満開だった桜の木が青々と茂り
日ましに強くなる陽射しを遮ってくれています。
気が付けば もう6月。
あけぼの店おお料理も 夏仕様に衣替えです。
夏の特別料理「夏の歓宴」をテーマに
驚き、ワクワク、こだわりの品々をご用意いたしました。
まずは、ランチタイムのコースから
前菜「夏物語」の3品
これから旬を迎えるカンパチの手まり寿司。
パプリカのムースと夏野菜は
トマトのジュレやバジルの香りで
お口の中でラタトゥユの味わいに。
鱧の真丈は、金針菜や海老を添え温かな一皿に。
冷たいお料理ばかりで体を冷やしすぎないよう
優しい一品です。
スープは 家族でほおばるトウモロコシ
をイメージした 具だくさんの
「トウモロコシのひんやりポタージュ」
トウモロコシのなめらかなポタージュに
コクのあるフラン(洋風茶わん蒸し)
大き目にカットして食感をのこしたインゲン
ポップコーンや、松の実
香ばしい粒トウモロコシ・・・
浮かべたコーヒーゼリーの苦みが
アクセント。
スープの旨味を引き立てます。
歓びコースの魚料理は「海辺の宴」
楽しい海辺のバーベキュー
お客様のお席に もくもくと燻煙ごとお届けいたします。
クリームチーズとヨーグルトでマリネした
イサキを 芳しい香りで仕上げました。
王道のブールブランソース
彩り楽しいガスパチョソース
そして 柚子胡椒クリーム。
ハスイモやパプリカのリゾットで
味わいもにぎやかな一皿です。
おもてなしコースの魚料理は「夏陰」
穴子の真丈と スズキ
辛子れんこん餅、翡翠なす
茗荷、ハスイモ
見た目も
素材も しっとりとした和の雰囲気
ですが
蒲焼風のタレにドライトマトやライムの香りで
和と洋の新鮮な風を感じていただけます。
選べるメインは ヒレステーキ
ま た は
溶岩焼 特製ハンバーグステーキ
お食事のあとは、
季節のデザート
「常夏のあんみつ風 ~夕涼み~」
ココナッツやマンゴー、
パッションフルーツなど
トロピカルなムースやゼリーで
ひんやりさっぱりのデザートです。
色合いも形も カワイイあんみつ風。
定番人気のソフトクリーム
それとも、数量限定の季節デザート。
どっちも 美味しそうで決められない!という方には
両方楽しめる デザート盛り合わせ (+¥500)
も承ります。(要・予約)
数に限りがございますので、ご予約時に 一声かけてくだされば
お取り置きしておきます。
季節ごとに 素材を楽しむ
あけぼの店で 季節の楽しみ
見つけにいらしてくださいね。
しらき
何かと おめでたいことが多い春。
お祝いのごちそうといえば、やっぱり「鯛」
「めでたい」の「たい」を「鯛」にかけ
さらに、赤い色が「祝儀の色」だとして
七福神の恵比寿様も鯛を釣りあげた姿をしています。
都 あけぼのでは 春のお料理に
「マダイ」「アマダイ」「マトウダイ」と
ご用意しております。
どちらも 「タイ」ですが
・・・・実は
アマダイもマトウダイも 「鯛」とは違うお魚。
アマダイはスズキ亜目 キツネアマダイ科、
横顔が頬被りした尼僧に似ているから尼鯛。
もしくは、肉に甘味があるから甘鯛。
そして、マトウダイはマトウダイ目マトウダイ科。
体に弓の的のような模様があることから的鯛。
または、頭の形が似ているから「馬頭鯛」と漢字があてられています。
体が扁平・大型・赤っぽい体色・白身・・・
など、鯛の特徴を持つお魚は 「おめでタイ」ことに
「あやかりタイ」 として
「〇〇タイ」と名のつくものは 200種以上もいるそうです。
余談ではありますが、ここ備後地方でよく食べられている
「ネブト」は「テンジクダイ」。
「〇〇タイ」の逆もあるのですね。
春の企画 おもてなしコースは
マトウダイと海老真丈のべっこう餡
春野菜と合わせて、酢橘の香りもさわやかに
餡の口当たりの優しい一品です。
そして、歓びコース
アマダイの溶岩蒸し
溶岩で蒸すことにより、
ふんわりとやわらかなアマダイと
隣県 笠岡の幻紫菜という岩海苔と桜えびで
磯の香りいっぱいの仕上がりです。
「おめでタイ」ことがなくても
「食べタイ」 お魚料理の紹介でした。
しらき
3月も下旬に入り、お天気の良い午後はすっかり春の陽射しです。
と、ゆうことは・・・
はい! 女性の皆様
紫外線対策はじめましょう!!!
まだ3月だし…って
うっかり日焼けに ご注意!!なのです。
で、本日のお題は「食事で美肌!」
巷にはきれいになれる方法、お手軽サプリメントや
ちょっとお高い化粧品、エステやマッサージ…
いっぱいあるけれど、 お肌はカラダの細胞なのですから
やはり、健康な体が基本なのです。
ということで、基本のお食事。
美肌、アンチエイジングに良いといわれる発酵食品。
これを毎日の食事にとりいれること。
一見大変そうに聞こえますが、安心してください。
日本には、醤油、味噌、酢などの調味料や お酒
納豆や麹漬け、糠漬けなどの保存食品をはじめ、
キムチやチーズ、ヨーグルトなど、たくさんの
発酵食品に恵まれていて、
しかも、簡単に手に入れられるものばかりです。
「あ~、毎日食べてる!」
でしょ??
このごろは、「菌活」といわれ、美容や健康志向の方、
海外のセレブにも積極的に取り入れられています。
もともと保存のために作られていた発酵食品ですが、
いろんな菌を食材にあわせて発酵させることで、
保存することができたり
消化吸収をよくしたり
なにより、風味や食感がよくなったりするわけです。
上手に発酵食品をとりいれることで、腸内をきれいにし、
免疫力を高め、お肌にもよい!
と、わかったら、ますます美味しくいただけますよね。
あ、前ふり長くてすみません。
この、超万能な発酵食品を使ったお料理を紹介したかったので。
こちら。
都あけぼの 旬の溶岩焼き懐石
シーフード 魚介の炙り寿司
旬のサクラマスには
春らしく 桜花とヨーグルト
(乳酸菌)
食感の良いフグには
春の味わい 蕗味噌(麹菌)
と、大根甘酢(酢酸菌)
にんにくと鷹の爪でマリネしたホタルイカには
沖縄のとうふよう(麹菌)ともろみ味噌(麹菌)。
もうひとつは、菜の花に煎りうに。
さっと炙っていただく 炙り寿司 二種と
組み合わせの 妙味を楽しんでいただくホタルイカ。
キレイなおねいさん大好き!なお魚番長が
もっとキレイになってほしくて考えました。
お醤油以外で 楽しめるお寿司を!
あけぼの店からの提案です。
しらき
春がきた♪ 春がきた どこに来た♪
という歌があるように 春の兆しを見つけると
なんだかうれしくなって、歌いたくなります。
今日は、都あけぼの の ディナーコースの中で
一緒に春を数えましょう。
旬の溶岩焼き懐石コース
前菜盛り合わせ
たこの手まり寿司
菜の花やきくらげ、山芋を彩りよく巻いた生湯葉の春巻き
サゴシは山葵の効いた
グレープフルーツのポン酢で
あっさりと。
北寄貝や、紫キャベツのマリネ、ふきやうどなどの山菜を寄せ
春の滋味を味わっていただけます。
スープのあとは
定番の フォアグラのお味噌
フォアグラのコクと
お味噌の香り
こちらはテーブルにしつらえた
コンロで焼いてる時からいい匂い
あけぼの店が好き = フォアグラ味噌が好き
という常連様も多いです。
魚料理
炙り寿司 2種
サクラマス
フグ
桜の咲く時期に遡上することから名づけられたサクラマス。
皮目からさっと炙って
桜の花の塩漬けとヨーグルトの薬味
食感の良いフグは 蕗味噌で。
そして、お楽しみの食べ比べは ホタルイカ。
さっと炙って菜の花と炒りうに
そして 沖縄の「唐芙蓉 とうふよう」と もろみ味噌を合わせた
新しい味わい方の提案です。
メインは ヒレ、ロース、とその日のおすすめ一品で
盛り合わせ。
あっさりと わさび醤油 もしくはねぎ塩で。
溶岩石を使って焼くことで
余分な脂を落とし、柔らかく
仕上がります。
お食事は 桜鯛の桜花茶漬け
ふんわり香る桜に
紅芯大根のおろしで
お茶を注いだ瞬間から
春満開のお茶漬けです
ご卒業や ご退職、離退任・・・
そして、ご入園、ご入学、ご就職 ご栄転・・・と
お別れの場で、
初めましての場で
美味しいお料理で、もう一つ想い出をつくりませんか。
しらき
風はまだまだ冷たいけれど、
ガラス越しの日の光に春の気配を感じます。
今日は3月7日からの 「春の芽吹き」
ダイレクトメールやホームページでもご紹介しておりますが
今日はブログでもご紹介です。
《 お昼のお歓びコース 》
前菜
7種の薬味で味わっていただく
たこの手まり寿司
鯛の昆布〆は 梅風味であっさりと
若菜色のアスパラムースと山菜は
木の芽みその豆乳クリームで
やわらかな春の光が似合う前菜です。
スープ
春キャベツのポタージュ
あけぼの店定番のごろっと食感。
旬の春キャベツをたっぷりつかい
相性の良い玉ねぎフランやベーコン
ニョッキ・・・
具だくさんのスープで満足感もアップです。
アマダイの溶岩石蒸し
大きな土鍋に溶岩石を入れ
熱々に蒸し上げたアマダイです。
テーブルにお鍋ごとお持ちいたしますので
迫力満点。
レモンとわかめをたっぷり使って
柔らかく蒸しあがったアマダイを
お隣笠岡市の幻紫菜という岩のりと
姫筍のリゾットや春野菜と一緒に
あさり出汁とレモンバターソースで
色味に桜えびのフリットを加え
華やかな 仕上がりです。
(お魚は仕入の状況により変更する場合もございます)
メインは お客様のチョイスで
ヒレステーキ
または、たっぷり150gの 溶岩焼きハンバーグ
の あ と は ・・・・
みなさま お楽しみ 季節のデザートです!!
花見大福
やわらかな ぎゅうひに包まれた
ホワイトチョコレートのムースと
フレッシュないちごソースに
抹茶のアイスとイチゴを添えて。
春満喫のデザートに仕上がりました。
こちらは 数量限定のため、ご予約時に一言添えていただければ
お取り置きしておきます。
5月上旬までの企画です
ぜひ春を先取りに いらしてくださいね。
スタッフ一同 お待ちいたしております
世界で一番おおきい動物なーんだ?
そう!
本日のお題は「クジラ」
漢字で書くと 「魚」偏に「京」
これは単位を表す 万、億、兆、京・・・で
とてつもなく 大きい という意味なのです。
日本では縄文時代から食されていたそうですが
エンジンもなかった時代の小さな船で
あの 大きなクジラをどうやって獲っていたのでしょうね。
れっきとした脊椎動物のクジラですが
なぜか海の中で暮らしています。
ですから、宗教上 獣食を忌み嫌う時代背景もあり、
クジラは魚として食べられていました。
今でも、クジラ肉は魚屋さんの領域ですね。
今回「冬めぐり」の魚料理に登場する
「クジラの炙り寿司」
さっと炙ったクジラ
黄ニラとネギ塩で。
「え?」とおどろきの
柔らかさと旨味が広がります。
赤身のお肉は低脂肪、高タンパク。
DHA,EPAなどを豊富に含み
なにより 嬉しい低カロリー!!
と、いいコトばかり。
「クジラ」と言えば 学校給食の「鯨の竜田揚げ」
安価なタンパク源として、よく出ておりましたが
とにかく硬くて 苦手だった記憶しかありません。
が、この炙り寿司に「硬いクジラ」のイメージ一新です。
ちなみに・・・・
お魚番長 亀山氏によると キロあたりは牛肉に匹敵するそうで
「安価な」 というイメージも一新です。
冬めぐりの企画は 3月6日まで。
この機会にぜひ、「おいしいクジラ」を味わってくださいね。
都あけぼのでは
お客様のお誕生日や 記念日に
写真をお撮りして
心に残るワンシーンを
いつまでも、想い出の一枚として
お持ち帰りいただけるサービスをしております。
写真を入れる袋に、
「あら、どなたが描かれたの?」
と言われるイラストが入っておりまして
こちら 有名な・・・
ではなく都スタッフが描いております。
その季節のお料理を、ステーキ懐石春日の伊藤さんが
忙しい合間に、描いてくれております。
今回は 前菜。
竹筒にはカルパッチョ
タコと根セロリムースのサラダ仕立て。
サーモンの手まり寿司。
を、 伊藤さんが描くと こんな感じ。
「あら さっき、食べたお料理ね!」
そう気づいてくださるお客様もいらっしゃいます。
写真を見るたびに、
「そういえばこんなお料理食べたわね。」
なんて、思い出していただけたら うれしいです。
ちなみに、伊藤さんは、春日店メニューのイラストも
描かれています。
その繊細で几帳面なタッチで描いた伊藤さんの絵が
地元 中国新聞 ふるさとレッドリスト で募集された
「サギソウ」の絵で 見事当選されました。
もしかしたら、
ひょっとすると
いや、仮に…の話ですが
将来は 地元を代表する画伯になってる!!
かもしれません。
あくまで、想像の中のお話なのですけれどね。
今、写真を入れてお渡ししたその袋
どうぞ、お写真と一緒に大切になさってくださいね!!
新年あけましておめでとうございます。
皆様よいお年をお迎えになられましたか?
お正月といえば、欠かせないおせち料理。
家内安全や家族の健康、開運招福、不老長寿、
商売繁盛、はたまた立身出世、富と繁栄・・・
並べてみると、けっこう欲張りなお願いばかりですが
さまざまな食材に ありったけの願いを込めて
食卓に並べられているのです。
成長過程で名前が変わることから
出世魚 と、縁起を担いだブリもそのひとつ。
この時期、脂ののったブリは格別ですよね。
お刺身、塩焼き、照り焼き、あら炊き、粕汁と
一匹のブリから幾通りものお料理ができるし
なにより美味しいから。
この冬
都あけぼの 懐石コースの中で
炙り寿司 として、召し上がっていただけます。
さっと炙って、柚子風味のシャリに合わせてどうぞ。
同じく、出世魚とよばれるボラの卵巣からつくられる
「カラスミ」
ボラも成長過程で名前が変わり幼魚である「おぼこ」は
幼いという意味で一般的につかわれていますし、
成長した「とど」は
もうこれ以上大きくならないボラにかけて
「とどのつまり」・・・結局とか いきつくところ
という慣用句でつかわれております。
はい、話それました・・・
この「カラスミ」
日本の三大珍味のひとつと言われていますが、もともとは
古代イタリアの保存食。
中国から日本にわたり、日本でも作られるようになりました。
唐から来た墨(昔のからすみは黒ずんでいたそうです)に似ているから
「カラスミ」
冬めぐり というテーマで、今回は日本ではなく、
地中海のサルデーニャ島のボッタルガ(カラスミ)を使っています。
ひとつはリンゴとチーズを合わせて。
もうひとつは 大根の浅漬けとともに。
同じ素材で、違う味わいの楽しみ。
和と洋の食べ比べる楽しみ。
ぜひ 味わっていただきたいので
ご紹介いたしました。
それでは、
本年もどうぞ よろしくお願い申し上げます。