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前菜 ~秋の散歩道~

サンマのテリーヌ

紅葉や、秋の夕映えを連想させる赤色が印象的です。


1
 「わぁ、おいしそぅっ!」 って

 口に入れてしまえば 
 数秒でなくなってしまいます。

 でもね、この形になるまでに
 何工程もございまして・・・

 今日は お客様の前に供されるまでの
 テリーヌの工程を キッチンから
 ご案内いたします。 

 

 

まずは 下処理をし、
一尾ずつ丁寧に開いて
小骨を残さず 一本ずつ取ります。

( ↑ 小骨をとるお魚番長 亀山さん。 
    長身の体にキッチンのシンクは低すぎですねwww 
    和の匠、煮物は絶品です! ちなみに…独身です←ココ重要)

 

2

 テリーヌ型に並べ マッシュポテトを詰め、

 デュクセルソース(マッシュルームと玉ねぎのソース)

 を重ねます

 

3

 焼いたパプリカを重ねます。

 テリーヌのパテをカットした時に、
 鮮やかな赤色が映えます。
 

 

 

 

4

 カットした面すべてに赤い色が出るよう、
 少しずつ重ねながらきっちりと。
 ( ↑ いつも笑顔の横山主任の 手 
     作業中は真面目な顔してますwww )

 

 

5

 再び マッシュポテトを重ねた上に
 軽く火を通した山芋

 山芋のシャキシャキ感を生かしたいので
 火入れは あくまで 「軽く」 です。

 

 

 

きっちりと端から端まで 敷き詰めます。

 

 

6

 もう一度マッシュポテトを重ねます。

 これで、先ほどのパプリカが
 カットした際の断面で 
 ちょうど中央あたりに見えるのです。

 

 

7

  上にもサンマを重ねて、
  テリーヌ全面をサンマで包み
  形を整えます。
 このあと スティームコンベクションで20分。

  粗熱をとりながら 重石をして、成型。

 

 

カットされて、やっとお客様の前に提供です。

8

 

 

 季節のお野菜や、ソースとともに
 器にのせたら、こんな感じ。

 

 

 

お昼のランチ、
夜のディナーコースの前菜に使われています。

  ちなみに。。。。。

 

テリーヌは料理名ではなく、テラコッタ製の土鍋 鉢、
ホーローのお鍋や、深いお皿などの調理道具の名前。

型につめたものをそのまま供するのが テリーヌ。
型から外したものはパテと呼ばれますが

いつのまにか、テリーヌ型で作られたお料理も 
テリーヌとよばれるようになりました。

 

もともと、テリーヌは 中世ヨーロッパの保存技術のひとつとして
作られています。

 
正式なレシピでは具材と敷き詰める脂の比率が2:1程度で、
大量のゼラチン質と脂で、具材の変質を防ぎ、
一週間程度は食べられるそうです。

 

どの家庭にも 冷凍冷蔵庫が当たり前にある現代では 
保存食という意味合いのテリーヌではなく、
切り口の美しさで 華やかにオードブルを飾る一品
として 作られています。

もちろん、保存目的ではありませんから、
毎日新鮮なサンマを使ってご用意いたしております。

しらき

家族のように・・・

wedding

 

 

さわやかな秋晴れの候
秋のブライダルシーズンを迎えました。

(写真はMiyako Weddingより )


ブライダルシーズンは
つまり結婚記念日のシーズンでもあります。

 

 

 

「今日がちょうど30周年なのよ。」

少し照れながら教えてくださったK様

新婚旅行から帰ってきて 初めての食事が
旧あけぼの店、当時オープンしたばかりの「ステーキハウス都」
それから、毎年記念日を当店で迎えてくださっています。

 

「年に一度 こうやってステーキを食べに来たいねって。
何年もつだろう・・・なんて言いながら、今年も来れました。」

 

「あのころはねぇ、ここでステーキを食べるって 憧れてたんですよ。」

 ご主人も懐かしそうに話しはじめました。

奇しくも お子様のお誕生日が結婚記念日と重なり
いつも お子さまのお誕生会でお祝いしていたのですが、
お子さまが独り立ちされてからは。お二人でお祝いされているそうです。

IMG_2264-thumb-200x150-4624
お二人の写真は恥ずかしいから・・・

 記念のプレートだけ ご紹介

 

 

 

「去年は、ちょうど改装の時期で 来れなくて・・・
やっぱり、ここでお祝いできるのが いちばんよね。」

「そうそう、この場所でちゃんとお店が続いてるから 来れるんだよ。
お店がつぶれたりして 二人の思い出の場所が無くなったら、
毎年お祝いなんてできないからねぇ。 頑張ってよ!」


と、逆にお客様から 励ましていただきました。

 

 

 

O様は、結婚50周年。
金婚式の記念で ご来店でした。

長続きの秘訣は? ってお伺いしたら

「仲がええように 見える? 

思っとること言うたら ケンカになるんよ。」 (笑)

と、ご主人。

 

でも、勝率100%で奥様の勝ち!
それで ええ。

 

「え、それでいいんですか?」

「男はな、外で威張っとるんじゃけぇ、 家の中では
やられっぱなしでええんよ。」

いや、ここであんまり言ってしまうと 帰ってからコワイなぁ。。。

そう、奥様のほうを見て ニヤリw (^m^)


いつも 人の食事を作るばっかりじゃなくて

作ってもらう食事もよかろう と、お二人仲良くランチ。

さすが 半世紀ともに過ごされたご夫婦です。
話される一言が 深いです。

 

そして、今日は 亡くなったご主人のお誕生日だから。。。と
お食事に来られたM様。

花束
最近 寂しくて泣いてばっかりだから・・・と、

婿様が 
ご主人にかわって
メッセージとサプライズの花束を

今度は うれし涙で泣きながらのデザートタイムです。

 

 

優しかったご主人の想い出や、
日々のご家族の思いやりをお話してくださいました。

お届けした私も  じ~~~~ん(泣)。


 ご来店くださるお客様 それぞれに語ってくださる
大切なご家族の物語。


たくさんの ご家族が 笑ったり 泣いたり
 

    もう一つの我が家として、

    大切な人に ありがとうを形に変えるお手伝い

    いつまでも この地でお客様を迎えたいと思います。


しらき

人が輝くとき

先日 予約してないけど・・・って
一人でご来店くださったS様。

国産牛ヒレステーキセット150gと
グラスワインをオーダーされました。

 

マイペースでお食事とワインを
楽しんでいらっしゃるご様子。

途中、ワインのお代わりをオーダー。

そこで、やっと気づきました。

 

あれ? ワイングラス・・・?

S様の持たれてるグラスは、
キラッキラのグラスなのです。

 

-バカラグラ

 


「これ? バカラ。

キレイでしょ。 気にいってるのよ。

これでワイン飲んだら どうかしら?

と思って持って来たのよ。」

 

 

 

先月 妹さんご家族と来られて、
あけぼの店のお料理を
気に入ってくださり


「そうだ、あそこのお店で
 お肉と一緒にワインをあわせましょ。」

 

って、ひとりご来店いただいた というわけです。

 

ここなら、 個室もあるし

ワインもあるし。

 

 

「ごちそうさま。おいしかった。

年寄に150gは多かったかしら?」

 

と、いたずらっぽく笑われたので、

失礼でなければ お年うかがっても??

ってお尋ねしたら

「85よ。」 って サラりと答えてくださいました。

 

 

手に持たせてくださった バカラのグラスはずっしりと重く、
繊細なカットが角度を変えるたびにキラキラ輝いておりました。


磨けば磨くほど 光るのよ。

道具なんだから、使わなきゃね。
大事大事って、壁に飾っててもしょうがないでしょ。

なんだか グラスのことではなく、
人としての生き方を話してくださってるような・・・


そんな時間をいただきました。


お客様にファンになってもらうこと。
スタッフの目標としてがんばっていますが

私のほうがすっかりファンになりましたwww


S様 ありがとうございました。

 

しらき

みさきの モンブラン物語

1みさき モンブラン-thumb-244x325-4510

~ 秋のモンブラン~ 

 ① ふわふわシフォンケーキに
   サツマイモのあん。

   デコボコしないよう
   均一に塗りま~す。

   ぬり ぬり ♪  ぬり ぬり♪

 

 

 

2DSC_1142みさきモンブラン-thumb-200x266-4512

 ② ラムをきかせたクレームシャンティを
   ひとすじずつ重ねます。
  

 

 

   大きな絞り袋でしょ。

 

 

 

みさきモンブラン3 栗だよ

 

 

③ 「栗 はいりま~す!」

   くだいた栗を散らします。
 

  
   みんなに栗が当たるように、
   まんべんなく、散らします。

 

 

DSC_1145みさきモンブラン4

 
 ④ 栗がかくれるくらい

   ふたたびクリームを重ねます。

   切り口をキレイにみせるために
   ていねいに 
   均等に塗っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC_1146 みさきモンブラン5

 ⑤ 仕上げにマロンクリーム

   おんなじ力加減で絞らなくては
   キレイな筋模様にならないのです。

  ←ココに注目!

 

 

 

 

 

 

みさきモンブラン6 完成!

  ⑥ でっきあがりぃ~~♪♪♪
    今回の企画の間  毎日作ってます。

    数量限定のため、ご予約時に 一言
    添えていただくと
    お取り置きしておきま~す!!

 

 

 

 

 

お客様にお届けする のは こんなカタチ。

 

キャラメルソースで仕上げて

  ~ 秋のモンブラン ~

秋の遊歩道 完成-thumb-250x187-4454

  リンゴやブドウのコンポート。
  栗のイガにみたてたカダイフ、
  赤ワインゼリーやアーモンド
  マスカルポーネクリームなど
  食感の違うものを組み合わせて。

  秋のおいしいスイーツ完成です。

 

 

 ちなみに・ ・ ・ ・ ・

 モンブランとは、 モン=「山」  ブラン=「白い」 

 フランスとイタリアの国境にある山脈。

 モンブランの原型は
 アルプス山脈の最高峰を模したケーキ。

 栗をつかうことで、ゴツゴツとした岩肌と
 仕上げの粉糖は万年雪を表しているそうです。

 モンブランの山のように、マロンクリームを盛ったケーキ。
 形ではなく、栗を使ったケーキ。
 カボチャ、さつまいもクリームなどで山盛りに作ったケーキ。
 
 日本には、いろんなモンブランがあるようですが、 
 
 ふわふわクリームたっぷりの、あけぼの風モンブランも

 お気に入りになると思います!! 

 

しらき

知っておくん「なす」

IMG_20150808_005538751-thumb-210x157-4282今日は俳句を学びましょう!

 

扇から扇にとるや 初茄子

             小林一茶

 

 

って、どういう意味なんでしょうか?

今でこそ茄子は年間通じてスーパーで見かけます。

ハウス栽培や、栽培技術、品種改良などもあって
年間、安定した価格で手に入る
たいして珍しくもない 野菜の一つです。
(そんなこと言うと茄子に失礼ですが・・・)

 

が、 しかぁーし、むかぁーしむかし、の江戸時代
初茄子は 殿さまに献上されるほど珍しく貴重なものでした。
記録によると、四月には、駿河から将軍家に献上されたそうです。

初物を食べると寿命がのびると珍重され
女房を質にいれても・・・と言われた初鰹同様に
初茄子も とっても高価なものだったそうです。

一富士 二鷹 三なすび
これ 聞いたことある人?

 


富士は「無事」  日本一「高い」
鷹は 強くて速い。そもそも名前が「たか」
なすは 物事を「成す」に通じ、
特に初茄子は値段が「高い」

で、高いものから初夢に見ると縁起が良いものベスト3!
というわけでしょうか。

ちなみに、続きがあって、四扇、五煙草、六座頭・・・

扇は富士山同様に「末広がり」
煙草は煙が上にあがるから「上昇」
座頭は坊主で毛が無い  「ケガ無い」

言葉遊びのようですが、
それぞれの理由があるのですね。

 

 

さて、それほど高価な初茄子ですが、
できるだけ早く初茄子を収穫するためには
茄子の苗を早く植えること。
2月、3月とも記録にあるようですが、
春先の遅霜に当たると枯れてしまうため、

早く植えて しかも 霜にまけないように
促成栽培のさまざまな工夫がなされたそうです。

煮ても、焼いても揚げても、漬けても、おいしい茄子は
秋茄子は嫁に食わすな ってことわざにもあるように
これからの季節 さらにおいしくなります。

 揚げナス

ランチタイムの前菜や、シーフードの付け合せにも
つかわれている秋ナス。

茄子紺といわれる 美しい紫紺色には
ナスニンというポリフェノールの一種が含まれています。
揚げ茄子にすることで、美しい茄子の色をキープ。

 

 

 

あ、つい食べものの話になってしまいましたね。

 つまり、この句ですが、
初茄子を扇でとる・・・という一茶は
もったいないくて、素手では持てない。
だから うやうやしく、扇に乗せて いただく。

もしくは、縁起の良い初茄子を
縁起の
よい扇にのせることで 
さらに縁起をかついだ句 ともいわれています。

はい。本日のお勉強はここまで!
みなさん、よく復習しておいてくださいね。

しらき

魚にも こだわりを!

昨年 テニスの全米オープン男子シングルス準優勝した錦織圭さんが
帰国会見で 「ノドグロ食べたい」と発言したことがきっかけで、
今年は某カード会社のCMにもなった 「ノドグロ」 

通称「ノドグロ」は、アカムツ。
喉の奥が黒いから ノドグロ。 
ムツは ムッチリとした身 からついた名前だけあって
、近頃ではグルメ番組などでも取り上げられる
高級魚として知られています

 

 

旬の溶岩懐石コース シーフード
~ノドグロのグリル~

20150903_160310 ノドグロのグリル 朴葉包
 素材の持ち味をいかしたグリル。
 皮目はパリッと。
 身はふっくらとやわらかく、焼き上げました。

 ノドグロの塩焼きを 大根おろしと酢橘で…
 という黄金トリオの 形を変えて

 大根のフリットに、酢橘のあんで。
 ドライトマトは、彩りと味のアクセントにどうぞ。

 芳香と殺菌作用のある朴葉に包んで
 お持ちしますから、
 ワクワクしながら開けてくださいね。

 

(情熱イタリアン 森岡スタイル )

 

 

 

~サンマのお茶漬け~

サンマのお茶漬け 〆のお食事にさっぱりとお茶漬け。

 「青魚特有の臭味がなくて、とても美味しい!」
 と、お客様から 高い評価をいただいてるのは
 これから旬を迎える サンマ。
 鮮度の良いものを 一尾ずつ腹骨をとり、
 生姜で臭味を消したのち ゆっくりと火を入れました。

 上品な味わいのサンマと
 消化を助ける大根おろしに 梅酢を加え
 十六穀米の焼きおにぎりと三つ葉、川海苔。
 シンプルに、けれどもしっかりと
 季節の味わいを感じられる 
 お茶漬けです。

(和の匠 亀山スペシャル)

 

 


そして、 秋の八寸より

~アジの手まり寿司~
DSC_1015 アジの手毬寿司

 アジやイワシを 味噌や薬味と一緒にたたいた
 漁師の料理 なめろうは、
 お皿までなめるほど美味しいから
 名づけられたそうです。
 アジのなめろうをイメージした
 食べやすく、コロンとした形も可愛いらしい
 アジの手まり寿司。

 

(料理は愛情 大橋チーフ)

 

 

都 と いえば 美味しいお肉
だけじゃない、 こだわりの魚料理

穣舌の秋
舌で味わい 会話の弾む楽しい食事を !

しらき

雨の夜、タクシーでご来店のお客様。

一通りオーダーを伺ってから
何気なく ご来店の理由をお尋ねしたら


「福山に来て どこかでごはんでも。
と思ったんだけど、歩いてたら足が痛くなってきて
雨も降るし タクシーに乗ったの。
運転手さんに、どこかいいとこありますか?
って聞いたら、ここに連れてこられたの。」


「街からどんどん外れていくから、
なんだか不安になっちゃって・・・ねぇ。」

 

「そう。 どこに連れてかれるんだろうって・・・
とても怖かったんだけどね。
ま、二人ともこんなおばあちゃんだから、
まさか 売られることはないと思ってね。」

そう笑いながら答えてくださいました。


たしかに、知らない町で、
知らないお店に行くのは
勇気のいることです。

 

「しかも、タクシーの運転手さん、
来る道中、予約してないから 断られるかも って
そう言いながら 連れてきたのよ。

入れなかったら どうするつもりだったのかしら?(笑)」

 

この奇跡のような出会いに感謝しつつ
お料理の合間に少しずつお話を伺うと

 

お二人は高校の同級生で50年来の大親友。
ひとりは東京  もう一人は広島にお住まい

 

時々 上京の用事のついでに会うことはあるけど
たまには 二人でゆっくり旅行でも・・・

ということで、はるばる東京からやって来てくださいました。

 

今日は尾道を歩き、千光寺へお参り。
明日は鞆の浦へ行ってみたいということです。

 

お料理を運びながら お話するうちに
せっかくなので、福山にいらした記念に
何か心に残ることを・・・と、
思い立ちまして・・・

 

サプライズチーム 発動!
ミッション、welcomeふくやま!×2
ターゲット、ミントの部屋のお客様
 ロック・オンッ!

 

とは言いませんでしたが・・・

こんなん できました!!

 

バラの街、福山のバラ
鞆の浦の常夜燈

鞆の浦 常夜灯高さ5メートルを超す大きな石灯籠は、
鞆の浦のシンボル。

1859年に建てられ、
海中の亀腹型石積まで含めると
10メートルを超える大きさです。
港の常夜燈としては日本一。
瀬戸内の誇れる景観です。

 

 

 

そして、もう一枚は

幕末のヒーロー 坂本龍馬 と バラ

received_450379278483790 竜馬鞆の浦ゆかりのヒーロー 龍馬。

常夜燈手前にある いろは丸展示館には、
坂本龍馬率いる海援隊が伊予大洲藩から借用し
鞆沖で沈んだいろは丸の足跡を証する資料館。
引き揚げ品や、沈没状況のジオラマ、
調査風景の
写真展示、龍馬のかくれ部屋などが
再現されているそうです。 
(福山市鞆の浦観光のHPより)

 

すっごーーーっぃい!!
予想以上の出来栄えっ!!!

 

どんな表情をされるだろう・・・と

なぜか お客様より
ワク ♡ ワク ♡ ドキ ♡ ドキ ♡

 

もちろん、お二人とも 大 感 激!!で

時間があったら、ぜひ仙酔島へも渡りたいし
明日が楽しみでたまらない と、
笑顔でホテルに帰っていかれました。


お二人の笑顔、最高の褒め言葉です。

機会がありましたら、また ぜひ福山へ!

 

そして お名前も存じ上げなくて申し訳ございませんが、
ご紹介くださった タクシーの運転手様へ

福山で美味しいところ、って聞いて
すぐに当店をご紹介くださり
出会いの場をいただきましたこと
大変うれしく思います。

本当にありがとうございました。

 

しらき

ランチトークは饒舌に!

   ~穣舌の秋~
実り豊かな 秋の食材をふんだんにつかい
豊穣への感謝と、美味しさを舌で味わい、
会話の弾む楽しい食事をイメージしました。

 

ランチタイム おまかせコースは
先付から。
さっぱりとした 養老豆腐

DSC_1000 先付け
山芋を使った料理につけられる「養老」は
滋養強壮によく、長生きできる意から

夏の疲れに、滋養たっぷりの山芋を使った豆腐仕立て。

いくらと岩のりをのせたあんは、
磯で遊んだ夏の日を
思い出させてくれるかもしれません。

 

 

 

 

 

前菜
サンマのテリーヌ 秋風 ~

DSC_1004前菜アップ-thumb-220x165-4446切り口の赤が印象的なテリーヌは
秋の魚・サンマとマッシュポテト。


なすやサトイモ、
さつまいも
きのこや木の実、
それに銀杏

 

和風フォン・ド・ボーソースで作った散歩道に
おいしい秋を散らしました。

わさびや山椒七味で 味に変化をつけながらどうぞ。

サンマは塩焼きが一番!って方には目からウロコの逸品です。

ちなみに、さんまのウロコは漁獲の際に
網やほかのサンマとぶつかってとれちゃうので、
店頭に並ぶ頃にはウロコはほとんど残ってないんですって。

 

 

 

スープ
秋を集めたコラーゲンスープフラン

DSC_1008 コラーゲンスープ涼しくなると 恋しくなる 温かいスープ。
5種類のきのことコラーゲンスープを
根菜がゴロゴロ入ったフランにのせました。

胡椒や柚子の香りがアクセントになり
一口ごとに、沁みる美味しさです。

そうそう、コラーゲンスープを飲んだからって
すぐにお肌がプルプルになるわけではありません。
即効性はありませんが、
毎日の食事で 良質のたんぱく質をとることで
お肌を健やかに保つことができるのです。
良質のものを 毎日すこしずつ。


今日もしっかり召し上がれ!

 

 

 

魚料理

~ 秋鮭のしっとりさせたコンフィ  柿のソース 

20150903_153610鮭のコンフィ アップ

 さわやかな秋晴れに
 たわわに実った柿の実を表現しました。
 コンフィは コンフィチュールの略。
 あらかじめ下味をつけ、
 丁寧に火入れをした鮭は
 しっとりとした食感に。

大根やスペルト麦などとの
食感の違いも楽しんで。

 


甘味のある柿のソースが
鮭の塩味と、マスタードの酸味や辛味を
まろやかにまとめてくれます。

 

 

 

~メインディッシュ ヒレステーキ 

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ジュウジュウ 音まで美味しい
ヒレステーキ。

炊きたて新米と、お味噌汁で

 

お肉のグラムアップは
お気軽にお申し付けくださいね!

 

 

 

~デザート 秋の遊歩道 

秋の遊歩道 完成


シフォンケーキにさつまいも白あん、
クリームシャンティを重ね、ふんわりと
モンブランクリームをのせました。

ほろ苦いキャラメルソースがモンブランの
甘い香りをひきたてます。


赤ワインゼリーやカダイフで食感に変化をつけ
ぶどうやリンゴのコンポート、栗の甘露煮。
秋の味覚をたっぷりと。

 

セピアカラーの甘く、ちょっぴりせつない思い出
秋の夕暮。
遊歩道に 落ち葉拾い。
あなたはどんな秋を思い出しますか?

おなかいっぱい! と言いながら、
すんなりベツバラにはいっちゃいます。
特にスイーツ党の方は
テンションと血糖値の急上昇にお気を付け下さいね。

 

デザートは数量限定ですから、
ご予約時に一言添えていただくことをおすすめいたします。

 

あ 饒舌ランチで おしゃべりしてたらこんな時間 !

 

ディナーコースは また日を改めて紹介しますね。
お楽しみに!

しらき

おいしい!のワケは・・・

都あけぼの リニューアルオープンより
これまでの備長炭の炭火焼き から
富士山の溶岩石プレートを使った焼き方に
スタイルを変えました。

 

その理由は ただ一つ
お客様により美味しく召し上がっていただくため。

だから
ディナータイムは すべてこの溶岩プレート焼きです。

 

あ、もう、体験していただけましたか?

いかがでしたか? 

niku1

 

 『お肉が柔らかくて、美味しい。』

 

 

 

 はい。 いつもお褒めの言葉ありがとうございます!!

その理由は 

 何度も言いますが。。。 
  溶岩石の遠赤外線効果!!

なのです。

 

溶岩石は溶岩32度以上の熱が加わると
遠赤外線が発生します。

遠赤外線…よく聞きますが、
もちろん見えません。
太陽の光で あったかい・・・
と、熱を感じるのが遠赤外線。

物質の表面だけでなく、
奥深く浸透する特殊な性質を持っています。

その原理で、石から放射された遠赤外線が
お肉の中まで入り込み、 
 やわらかく ふっくら!
ジューシィに焼きがります。

つまり お肉が柔らかく、美味しく焼ける。
のです。


ガス火などで食材を熱すると、

燃焼時の化学反応で水分が発生します。 
その水分で素材の旨味成分を流してしまい、
食感も落ち、本来の美味しさが味わえなくなります。

でも、溶岩石プレートで焼かれたものなら、
水分が発生しないので 旨味を逃さず
素材本来の美味しさを味わえます。

 

特に野菜は 不思議なほど甘みが増すそうです。

そのうえ
余分な脂を落とし、ヘルシーな焼き上がり!

溶岩の特徴は多孔質。
この穴に余分な脂が落ちます。

素材もくっつきにくいので、
鉄板のようにたくさん油をひかなくても
キレイな焼き目がつきます。

 

そして、 油ハネや煙が少ない
直接 火がお肉の脂に触れないので、

煙が少なく油ハネも抑えられます。

 

まぁ・・・・

多少は出ますけどね。(^^:)
溶岩石プレートの良さ
  お解りいただけたでしょうか?

 

あれ? じゃぁ 溶岩プレートの間の網。

何に使うの?  っていうと…

 

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 フォアグラ味噌を焼いたり

 

 

 

 

 

伊勢海老を焼いたり (写真ナイです・・・

 

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ランチタイムしか利用できないから
溶岩焼きを召し上がれない・・・
というお客様には

 

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ヒレステーキセットで
溶岩石プレートのステーキを
味わっていただけます。

 

 

何度も言いますけれど、 ← しつこい(笑)
一口食べたら きっと違いがわかります。

炭火焼き肉でも  鉄板焼でもない
溶岩石焼き を味わってみてくださいね

しらき 

本物を見極めよう

レストランですけれど、
今日はアートなお話。

お魚

一階廊下の壁面いっぱいに
ディスプレイされたお魚は

三重県在住の陶作家
森 正氏の作品。

藤の木のかずらで表した
森の中を自由に遊ぶ
個性的な魚たちです。

 

 

 

 

あかり 菊花-thumb-160x120-3558[1]

こちらは、以前ブログでもご紹介した
有田焼のランプ。

一つひとつ違う透かしの文様と
壁にうつる柔らかなあかり。
各部屋に一つずつございます。

 

DSC_0125 一刀彫り-thumb-200x150-3171

各部屋の入口には、「刀魂会」主宰の
駒沢聖刀先生の一刀彫。
ハーブや、木の実の名前を 
お子さまでも読みやすいように と、ひらがなで。

 

 

駒沢聖刀先生の作品は、各部屋や、
ウェイティングルーム、廊下などにも
たくさん 飾られておりまして・・・

 

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「珍しい 出会いに 感動が」
の言葉の通り
めったに
咲かないといわれる
サトイモの花や

 

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もともと東南アジアの植物で
条件的に
開花は難しい
といわれる
サツマイモの花

 

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よく知られている
小林一茶の俳句と
おなじみの野菜を
題材にしたもの。

 

 

 

 

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万葉集の中で 142首も詠われた萩の花
のひとつ。
「わが背子が 宿なる萩の花咲かむ
  秋の夕は われを偲はせ」

・・・読めても わからない・・・(汗)

 

天平勝宝7年(763年)

5月9日 大伴家持の邸宅で催された
宴で詠まれた歌のひとつで、作者は
大原今城(おおはらのいまき) だそうです。

現代風に言い直すと、
「あなたの家の庭の萩の花が咲いた 秋の夕べには
私のことを偲んでください。」
だそうです。

あ、恋の歌だったのですね・・・(照)

 

 

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「たのしい芽が見つかりました。」

なんの芽だか わかりませんが、
仏さまのように
穏やかなお顔の童子ですね。

 

 

仏像を彫られている 駒沢先生らしい作品だと思います。

 

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どうしても、わからない 花の絵が一枚。

「本物を 見極めよう」

なんでしょう?

ぜひ ご来店のうえ、「本物」を見きわめて くださいね!


しらき

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