雨の夜、タクシーでご来店のお客様。
一通りオーダーを伺ってから
何気なく ご来店の理由をお尋ねしたら
「福山に来て どこかでごはんでも。
と思ったんだけど、歩いてたら足が痛くなってきて
雨も降るし タクシーに乗ったの。
運転手さんに、どこかいいとこありますか?
って聞いたら、ここに連れてこられたの。」
「街からどんどん外れていくから、
なんだか不安になっちゃって・・・ねぇ。」
「そう。 どこに連れてかれるんだろうって・・・
とても怖かったんだけどね。
ま、二人ともこんなおばあちゃんだから、
まさか 売られることはないと思ってね。」
そう笑いながら答えてくださいました。
たしかに、知らない町で、
知らないお店に行くのは
勇気のいることです。
「しかも、タクシーの運転手さん、
来る道中、予約してないから 断られるかも って
そう言いながら 連れてきたのよ。
入れなかったら どうするつもりだったのかしら?(笑)」
この奇跡のような出会いに感謝しつつ
お料理の合間に少しずつお話を伺うと
お二人は高校の同級生で50年来の大親友。
ひとりは東京 もう一人は広島にお住まい
時々 上京の用事のついでに会うことはあるけど
たまには 二人でゆっくり旅行でも・・・
ということで、はるばる東京からやって来てくださいました。
今日は尾道を歩き、千光寺へお参り。
明日は鞆の浦へ行ってみたいということです。
お料理を運びながら お話するうちに
せっかくなので、福山にいらした記念に
何か心に残ることを・・・と、
思い立ちまして・・・
サプライズチーム 発動!
ミッション、welcomeふくやま!×2
ターゲット、ミントの部屋のお客様
ロック・オンッ!
とは言いませんでしたが・・・
こんなん できました!!
バラの街、福山のバラと
鞆の浦の常夜燈
1859年に建てられ、
海中の亀腹型石積まで含めると
10メートルを超える大きさです。
港の常夜燈としては日本一。
瀬戸内の誇れる景観です。
そして、もう一枚は
幕末のヒーロー 坂本龍馬 と バラ
常夜燈手前にある いろは丸展示館には、
坂本龍馬率いる海援隊が伊予大洲藩から借用し
鞆沖で沈んだいろは丸の足跡を証する資料館。
引き揚げ品や、沈没状況のジオラマ、
調査風景の写真展示、龍馬のかくれ部屋などが
再現されているそうです。 (福山市鞆の浦観光のHPより)
すっごーーーっぃい!!
予想以上の出来栄えっ!!!
どんな表情をされるだろう・・・と
なぜか お客様より
ワク ♡ ワク ♡ ドキ ♡ ドキ ♡
もちろん、お二人とも 大 感 激!!で
時間があったら、ぜひ仙酔島へも渡りたいし
明日が楽しみでたまらない と、
笑顔でホテルに帰っていかれました。
お二人の笑顔、最高の褒め言葉です。
機会がありましたら、また ぜひ福山へ!
そして お名前も存じ上げなくて申し訳ございませんが、
ご紹介くださった タクシーの運転手様へ
福山で美味しいところ、って聞いて
すぐに当店をご紹介くださり
出会いの場をいただきましたこと
大変うれしく思います。
本当にありがとうございました。
しらき