IMG_20150728_160140413 朱雀色 マット

お客様のテーブルには
ランチョンマットを用意しております。

その季節、季節を描いているのは
あけぼの店 各お部屋の入り口の名札を
一刀彫で作ってくださった
駒沢聖刀先生です。

 

 

 

「夏は朱雀色で楽しんで」

「ふぅん。」 と
気にも留めない方も多いですけど・・・

 

 

けっこうな頻度で尋ねられる

あるある質問 その1  これ、どう読むんですか?」

はい。  「すざく」 と読みます。

そもそも、朱雀は
四神(中国の神話、天の四方の方角を司る霊獣)のこと。

木=東=青     東の青竜
金=西=白     西の白虎
火=南=赤(朱)  南の朱雀
水=北=黒     北の玄武

それぞれの方角と色を冠し 四獣と結びつけて
「青竜」 「朱雀」 「白虎」 「玄武」 だそうです。
(五行説では、中央に黄龍、または麒麟。)

平城京の南北を通る朱雀大通り、そして朱雀門はここからきています。

会津藩の若い武士たちは白虎隊と名付けられたり、
人の一生を「青春」~「玄冬」 と分ける言葉もありますね。

 

で、本題に戻りますが、朱雀は南の方角、色は赤。
つまり、朱雀色は赤(朱)色のことなのです。

 

 

そして、あるある質問その2 「この花はなんですか?」

30-CIMG2527チェリーセージ花

 

なんの花でしょうね。
実のところ・・・ 
花の名前がわからないのです。

 


が・・・・


チェリーセージ に、よく似た花・・・?
みたい・・・ですよね。

(駒沢先生 違ってたらゴメンナサイ!)

 

 

でもね、「何の花なんでしょう?」

そう尋ねられることで始まるお客様とのお話が
けっこう好きだったりするのです。

 

「お花好きなんですね。」 

「そうね、ちょっと絵を習ってるので。」

「こんなのうちの畑に咲いてるわよ。」

「畑ですか。新鮮なお野菜いいですね!」

 

そんなきっかけで、始まるお客様とのお話から
季節のお花や野菜、そして気候や肥料のお話など。
直接 お料理とは関係なさそうでも、
お話するうちに好みがわかったり
今日がお誕生日だと教えてくださったり
島だから遊びにいらっしゃい!と名刺をいただいたり・・・

ストアコンセプト
「もう一つの我が家」

まるで親戚のおばちゃん家に集まったみたいに
くつろいで 楽しんでくださること 


みんなで お祝いしたい時
法要後のお食事会にも・・・


どんなことも、
遠慮なくお話しくださいね。

しらき