レストランですけれど、
今日はアートなお話。
一階廊下の壁面いっぱいに
ディスプレイされたお魚は
三重県在住の陶作家
森 正氏の作品。
藤の木のかずらで表した
森の中を自由に遊ぶ
個性的な魚たちです。
こちらは、以前ブログでもご紹介した
有田焼のランプ。
一つひとつ違う透かしの文様と
壁にうつる柔らかなあかり。
各部屋に一つずつございます。
各部屋の入口には、「刀魂会」主宰の
駒沢聖刀先生の一刀彫。
ハーブや、木の実の名前を
お子さまでも読みやすいように と、ひらがなで。
駒沢聖刀先生の作品は、各部屋や、
ウェイティングルーム、廊下などにも
たくさん 飾られておりまして・・・
「珍しい 出会いに 感動が」
の言葉の通り
めったに咲かないといわれる
サトイモの花や
もともと東南アジアの植物で
条件的に
開花は難しいといわれる
サツマイモの花
よく知られている
小林一茶の俳句と
おなじみの野菜を
題材にしたもの。
万葉集の中で 142首も詠われた萩の花
のひとつ。
「わが背子が 宿なる萩の花咲かむ
秋の夕は われを偲はせ」
・・・読めても わからない・・・(汗)
天平勝宝7年(763年)
5月9日 大伴家持の邸宅で催された
宴で詠まれた歌のひとつで、作者は
大原今城(おおはらのいまき) だそうです。
現代風に言い直すと、
「あなたの家の庭の萩の花が咲いた 秋の夕べには
私のことを偲んでください。」
だそうです。
あ、恋の歌だったのですね・・・(照)
「たのしい芽が見つかりました。」
なんの芽だか わかりませんが、
仏さまのように
穏やかなお顔の童子ですね。
仏像を彫られている 駒沢先生らしい作品だと思います。
どうしても、わからない 花の絵が一枚。
「本物を 見極めよう」
なんでしょう?
ぜひ ご来店のうえ、「本物」を見きわめて くださいね!
しらき