春は、新しいことが始まる季節。
でも、その前に卒業、離退職など
お別れの季節でもあります。
仲の良かったお友達と
お世話になった先生方と
お別れする寂しさと
新しい一歩への不安で
泣かないと決めても、涙が・・・
というわけで、
本日のお題は「泣く」
泣く、鳴く、啼く
動物や鳥だけではありません。
実は お魚も鳴くのです。
といっても、浮き袋を動かしたり
エラや歯を使って 音を出す…
そうです。
釣り上げた時、ブツブツ文句言ってるみたいな「グチ」
カチカチと音を出して求愛する「クマノミ」
豚のような鳴き声から、フグは「河豚」
そして、「ホーボー」と鳴く「ホウボウ」
春の企画のシーフードでは
この、ホウボウを使いました。
~鮮魚のフィルム蒸し~
白身のホウボウ、
ホタルイカ、
桜えびを
季節の野菜を
耐熱フィルムで包みました。
熱々を楽しんでいただくため
溶岩石にのせてお席へ。
素材の旨味をギュッと閉じ込め
開けると 香りが立ち上がります。
お好みで、ガーリックの効いた
マッシュポテトを加えていただいて
濃厚な味わいへの変化も楽しんでいただけます。
ホウボウは 上品な白身で、
殿様の食べる魚「君の魚」
と呼ばれていたほどです。
お別れや、旅立ちを祝うお席で
お客様の心に残る一品になりますように。